2014年1月6日月曜日

ご飯を食べよう

昨年12月、食生活についてのセミナーに参加しました。
 私たちは、「おいしく食べられるためのお手伝い」をさせていただいていますが、なんでも好きに食べて健康を害しては本末転倒です。
生活習慣病の原因は運動不足、ストレスなどもありますが、食生活が大きな原因といえます。
先日、和食が無形文化遺産に登録されました。日本は島国のため、山や海などの自然に恵まれて、食物も豊富です。和食のほとんどは、食材が何かわかるように目でも楽しめるように作られています。お菓子やジュース、パンなどは全て加工されたものです。そして、砂糖と脂肪がたくさん含まれています。砂糖と脂肪は中毒性があり、なかなか簡単にやめられるものではありません。
たとえば、ケーキバイキングはよく見かけますが、和菓子バイキングは見たことがありません。和菓子は基本的に砂糖だけですが、ケーキは砂糖に加え、バターやマーガリン、ショートニングなどの脂肪もたっぷり含んでいます。脂肪が加わるだけで、脳は混乱し、歯止めがきかなくなってしまうのだそうです。
食器を洗うときにも、砂糖や脂肪(油)を使った料理には洗剤が必要です。水洗いだけではベタベタした感じを落としきれません。すなわち、口の中も同じ状態になっているということです。
砂糖や脂肪の料理を食べれば歯にもベタベタした汚れが残り、とても落ちにくいのです。
自然な甘みの米、芋などの糖分は食べ過ぎることはありませんが、お菓子の糖分(砂糖)は食べ過ぎてしまうことが多いので注意しましょう。
 さらに大切なことは、“噛む”ということです。しっかり噛むことで適量での満腹感が得られることや健全な歯列を育成すること、栄養の消化吸収が効率よくできます!!

食事内容によって、むし歯になりやすいだけではなく、身体への影響も大きいことを意識してみましょう。