2015年10月12日月曜日

日本ヘルスケア歯科学会「臨床の振り返り」

10月11日・12日の連休
スタッフ全員と秋葉原で開催された 日本ヘルスケア歯科学会ミーティング2015に参加しました。
テーマは「臨床の振り返り」
当院では 定期的に お口の写真 X線写真 歯ぐきの状態の診査 生活や体調の変化 気が付いたことを記録していきます。とり続けている資料を基に振り返ることで見えてくることがあります。

 当院の歯科衛生士が「一症例を振り返る」のセッションで
「6年間の定期管理を振替える」と題して発表しました。
定期的に受診している患者さんの口腔内写真の歯ぐきの状態の変化・・・
6年間で17回記録した写真から丹念に振り返りました。

撮影した写真は
受診時に 診療椅子で
患者さんと歯科衛生士が一緒に
お口の変化と体調や習慣の変化について
確認していきます。
そして記録していきます

みがき癖が取れず、歯ぐきを傷つけてしまっている時期
一緒に工夫をしてみがき方が変化することで歯ぐきが良くなっていくこと
定期受診の間に入院して体調が変わり
糖尿病により歯ぐきにも症状が現れていること
加齢による変化
等 が写真に示されていました。

とても地道な作業ですが
撮影・記録した資料があること
振り返ることで見えてくることがあります
そのたびに患者さんと共有することで得られることがあります。

様々な資料を振り返り
資料の生かし方について
医院スタッフとも共有し
ヘルスケア歯科学会の他の医院の振り返りも見ながら
互いに学び医院を改善していく
よりよい体制を工夫していく

当院の開院以来参加している学会ですが
地道ながら改めて良い学会だと思いました。